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新捕鯨母船「関鯨丸」の披露会がありました!

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捕鯨会社「共同船舶」の新たな捕鯨母船「関鯨丸(かんげいまる)」の関係者向け披露会(船内見学)がありました。共同船舶の所英樹社長のお話では、これまでの捕鯨母船「日新丸」が昨シーズンに引退、最後は満身創痍で、この「関鯨丸」の完成が無ければ、沖合母船式捕鯨の継続は不可能な状況にまで、追い込まれていたそうです。
「関鯨丸」は9,299トン、全長113m、幅21m、連続航海日数60日、航続距離は南極海まで到達可能な1万3千kmで70トン級の大型鯨類の引き上げる能力を持っています。これまでの「日新丸」が冷凍設備が1ヶ所だけであったものが、冷凍設備付きのコンテナ40基でマイナス30度まで、コンテナごとに温度帯を変えて鯨肉を冷却できるため、省エネや肉の品質向上も図られています。電気推進式で2つのエンジンが作動し燃費が良いこと、乗組員100人全員分の個室を備えていること等も含めて様々な工夫がなされており、建造を請け負った下関市の旭洋造船も大変に苦労されたそうです。
披露会当日の祝宴で前田下関市長の「鯨の街 下関がいよいよ本格的にスタートする。」のお話にありましたとおり、これからも官民で一緒になって、鯨の新しい美味しさを「関鯨丸」の母港となる下関から発信していかなければなりません。まずは「くじらの街 下関」に鯨を食べに来てください!
感鯨下関ホームページ
https://www.shimonoseki-kujira.jp/

(下関観光コンベンション協会フェイスブックより転記)